ひえ~、約1カ月ぶりの更新。かなり間が空いてしまったけど、青梅街道ライドの続きです。青梅街道をせっせと西走したsaruveraは、13:00過ぎに青梅市へ突入。コンビニでGoogle Mapsを確認すると、あと5km程度で青梅駅前に到達できるみたい。
まだ体力も時間も余裕があることだし、青梅駅周辺のレトロチックな街並みを散策しつつ昼食にしようかな。すれ違うサイクリスト諸兄と声を交わしながら走行を続け、東青梅三丁目交差点を斜め右に入って東青梅駅の北側へ向かいます。
青梅市役所の先にあるJA西東京の前から、道路は旧青梅街道に。一見、何の変哲もない道路標識に書かれた「旧青梅街道」という文字に旅情を感じ、ワクワクしてきました
ところが好事魔多し。東青梅駅の先で斜行するレールに前輪を取られ、前転するように転倒。我が身はロケッティアのように投げ出された後、路面に叩き付けられました
後続車に轢かれずに済んだのが、不幸中の幸いか。起き上がって、踏切上に横たわるFELUCAを道端へ寄せたはいいけど、脚に力が入りません。見れば両ヒザから出血してるではありませんか (ノД`)
ちょっと落ち着いてきたので、激痛が治まるのを待ちながらFELUCAのダメージをチェック。右ブラケットが明後日の方向を向いてるなあ。ブレーキレバーも傷だらけだ……
転倒の衝撃で、サイクルコンピューターと右バーエンドキャップが脱落。サイコンは無事だったけど、バーエンドキャップは見つかりませんでした。バーテープもボロボロ
外れたチェーンを直すのに手間取ったので車体後部をよく見ると、リアディレイラーが変な方向を向いてました。後輪を回すとスポークに何か干渉してるような異音もするし
20分ほどして痛みが和らいできました。FELUCAもどうにか走れそう。青梅駅前に自転車屋さんがあったはずなので、そこまで行こう。青梅の街並みを楽しむ余裕はnothing
どうにか青梅駅前の自転車店「CROCERISTA」に到着。ズダボロのsaruveraを見た店主さんが洗面所に通してくれ、消毒液と絆創膏を持ってきてくれました。ありがたや
ケガの手当をして店内カフェで一服してる間、FELUCAの各部ダメージチェックと修理をしてもらいました。思ったよりもダメージが少なくて、ホッと胸を撫で下ろします
修理中、破損個所や修理方法を説明してくれる親切な店主さん。ディレイラーが変な方向に向いた原因は、転倒の衝撃でリアエンドが曲がったことにありました。修復できるクロモリフレームで良かったよお。また後輪の異音は、サイコンのセンサーがスポークに干渉して発生してた模様。バーエンドキャップも代理品を装着してもらいました。
修理を終えた店主さんと話してると、アートスポーツで修行してたことがあり、当時は青梅から上野まで自転車通勤してたとのこと。凄えな (;゚Д゚)
なお、このお店の常連さんによると、あの踏切で落車した人は少なくないそうで、その中には青梅市議もいるのだとか。青梅では知られた落車ポイントということです。特に初めて青梅方面へ行く方は、斜行する青梅線のレールにご注意くださいね。
さて、落車のダメージとショックから、一旦は輪行で帰ろうと考えました。でも、修復されたFELUCAの姿、店主さんや常連さんとの会話、そしてフォロワーさんたちから心配と励ましのツイートをいくつもいただき、自走して帰る元気が出てきました。帰路は下り勾配だから何とかなるでしょう。ということで、次回の完結編に続きます。
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