残暑が少し和らいだように感じた8月最初の土曜日。こんな日は走らずにいられるものかと、朝食もほどほどにGIOS FELUCAの各部をざっとチェック。たまには東京西部・多摩方面へ行ってみようかと考え、10:00過ぎに浅草橋を出発しました。
まずは靖国通りを西進して新宿へ。明治通りを左折して、伊勢丹前の新宿三丁目交差点に到着しました。なぜ、こんな寄り道をしたかというと……
お目当ては、マルイワンの前にある新宿追分(甲州街道と青梅街道の分岐点)の道標。江戸時代の青梅街道の起点です。今日は、ここから青梅街道を走ることにします
新宿大ガードの西側にある青梅街道の標識。ここが現代の青梅街道の起点です。遠慮なくガンガン飛ばすクルマと路駐車に注意しながら、車線の左端を走行します
環七の西へ行くと道幅が広くなり、環八を越えるとクルマが減って走りやすくなってきました。それでも時折、クルマにあおられるので油断は禁物
西武新宿線のガード下を潜り、田無一丁目交差点を左折。ここは江戸時代の田無追分で、看板だらけの田丸屋酒店は昭和初期まで柳沢宿(田無宿)の旅籠だったそうです
西澤タワー スカイタワー西東京を右手に見つつ西進すると、やがて小平市に突入。西武新宿線の踏切の先で、多摩湖自転車道と交差します。この道も走りたいですね
多摩湖自転車道を20mくらい進むと「小平ふるさと村」。江戸時代の農家などを移築してあります。糧うどんは休業だったので、小休憩&ドリンク補充だけします (´・ω・`)
再び西進し、その名も青梅街道駅の前を通過。単線と小屋のような駅舎が、ローカル線の情緒たっぷりで堪りませぬ。この辺が江戸時代の小川宿だったそうです
東大和市駅たもとの青梅橋交差点で、青梅街道は右に折れて北進。走っていると前方に狭山丘陵が見えてきました。だいぶ旅情が出てきましたねえ
青梅街道は狭山丘陵の手前で左に折れて再び西進。武蔵村山市内で都バス梅70系統と遭遇しました。都バス最長路線で後部ドア乗車のマニアックなヤツです
瑞穂町に入り、旧日光街道交差点へ。明治5年創業という會田漢方の建物がイイ味を出してます。この辺りが江戸時代の箱根ヶ崎宿だったそうですよ
横田基地に離着陸する飛行機の轟音を聞きながら進むと、瑞穂松原交差点で青梅街道と新青梅街道が合流。ここまで来れば、青梅市街まであと少し (`・ω・´)
出発前は爽やかに感じたけど、思ったより日差しが強く、早いペースでドリンクを消費してます。とはいえ、まだ走行距離は46kmなので余力は十分。鼻息も荒く青梅駅前を目指すsaruveraに、まさか大アクシデントが待ち受けていようとは。子細は次回で。
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