Funabashi, Chiba

レースの安全学を教わってきた

saruvera

2015年12月のワイズカップに出場した方は、レースが一時中断して救急車がコースインしたことを覚えてませんか? あの救急車は、我がチーム小輪爺のエース・tomoさんを搬送するためのものでした。
 
トレイン集団の中で走行してたtomoさんは、急ブレーキをかけた前走車を避けきれず、追突・落車。コース上へ投げ出されたところを後続車に踏まれ、腰骨を骨折する大ケガを負いました。コルセットが外れるまでにも、まだ1カ月以上を要する状況です。
 
上級者から初心者までが一緒に走るアマチュアレースで同様の事故を防ぐには、1人でも多くの参加者が「事故発生の仕組み」と「事故回避のスキル」を身に付けるほかありません。そう考えてファンライド トレーニングキャンプに参加してきました。
 
船橋オートレース場寒気団が荒ぶる1月下旬、トレーニングキャンプ会場の船橋オートレース場へ。今回は集団走行をテーマに、座学で理論を学んだ後、実走行を通じてスキルを習得します
 
ガレージで座学の準備オイルの匂いが芳しい整備ロッカーで受付・待機。全参加者中、ミニベロはsaruveraだけだったので、ちょっと心細い。誰か誘えばよかった (´・ω・`)
 
福田昌弘さんのコーチングまずは座学で、福田昌弘さん(ハムスタースピン)の講義。集団走行時のリスク、事故発生の仕組み、事故を未然に防ぐために気を付けることなどを解説してくれました
 
安藤隼人さんのコーチング続いて、安藤隼人さん(スマートコーチング)が、転倒を防ぐ重心配置を指導。BBに重心をかければ、接触されても振られない安定性を得られることを説明してくれました
 
オートレース場に出て実習座学の後は、コースに出てローテーション(先頭交代)の原理原則を学ぶトレーニングドリル。まだ自転車には乗らず、人間だけの列で実習して体と頭に叩き込みます
 
重心のかけ方をトレーニングいよいよ自転車に乗って実習。が、重心をBBにかけるだけでも手間取ります。正しく重心をかけていれば、腕にぶつかられても安定性を保てることを体感
 
オートレース場を周回して集団走行を練習実習後半は、集団でオートレース場を周回しながらローテーションを繰り返し練習。見知らぬ人たちとの集団走行は、信頼関係を作るための “声がけ” が大事ですね
 
誰だって、レース事故の被害者にも加害者にもなりたくないですよね。だから、このキャンプの受講内容を全サイクリストで共有したいと考えてます。まずはチーム小輪爺から。また、キャンプは継続的に開催されるので、みなさんもいかがでしょう?
 
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2 コメント

  1. まりぽ
    2016.2.6 at 00:09 — 返信

    安全走行のスキルを身につけるのは大事ですね。
    是非、メンバーにも広げてください。

    こちらのブログに「ハウス」について書かれていますが、最後に「ハウスをすると多くの場合後続者は一瞬で転倒します」とあります。
    トレイン走行は前走者に近づくほど楽になりますが、その分危機回避が難しくなるという当たり前の事に気を付けないといけないですね。

    http://goo.gl/WFs0cI

    • 2016.2.6 at 07:40

      >まりぽさん
      コメントありがとうございます。
      チームで彩湖に集まって、安全トレーニングしましょう。
      ハウスでの転倒は経験してますが、一瞬の出来事でした。
      車間距離の見極めも、練習して掴んでおくことが大事ですね。
      東京エンデューロの前に、一度は講義内容を伝えたい考えです。
      ぜひ、まりぽさんも参加してくださいね ( ´ ▽ ` )ノ

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